七月の友だち

熊木杏里( Anrico ) 七月の友だち歌詞
1.七月の友だち

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

教室に靴がはりついて
ひじをついた機は飛行船
制服のスカ一トはいつも
自由を夢見てた
私の名を呼んでくれるのは
あなただけだった
都會のお孃樣たちと
進んだ話をしてた
あなたが誰とも區別しないから
ついてゆこうと思った
そう あなたは私のあこがれ
夏の太陽のように
行く氣がしなかった學校に
おろしたての友だち
卒業に夢が重なって
私も少し強くなったけど
心に染みこにんだ日々が
あなたを呼び寄せた
大人には理由もないけど
なりたくなかった
翼のない船のように
流されないように
これから訪れる 新しい生活に
忘れ物をとりにゆく
でもあなたは私のあこがれ
時が教えてくれる
風にゆれた短いスカ一トも
夏の短さも
熊木杏里-七月の友だち
面影は校舍の外の 道ばたにある
そして思い出は
季節の中ひある
そう あなたは私のあこがれ
夏の太陽のように
行く氣がしなかった學校に
おろしたての友だち


2.ゴ一ルネット

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

自分という名において
ぼくは 生きていると思ってた
抑壓に あおられて
一人前 氣取ってただけ
前のめりな生き方を
ぼくも できていると思ってた
いすのないフル一ッバスヶットでも
居場所 探せるかい?
つき上げてくる感情を
くたびれさせる前に
どこにいても 誰といても
自分にだけ 夢中でいたい
ぼくだけのゴ一ルネットを
搖らしたくて 戰いに出てく
心から喜べるただひとつを
ぼくは手に入れたいから
たくさん人が倒れていった
ぼくの 胸のまわりで
いいことなんかないのに
笑って それでも生きてる
ぼくは今日の為に生きる
同じ明日は來ない
まぶたから 淚など
拾わないで 前を見てる
それぞれのゴ一ルネットを
搖らしたくて 夢を見ている
きっと葉う ぼくはそう信じている
だって ぼくもそうだから
熊木杏里-ゴ一ルネット
自分を裸にしたい
冷たい雨の日も
言葉だけになり飛びたい
はりさけそうなときも
ぼくだけのゴ一ルネットを
搖らしたくて 戰いに出てく
心から 喜べるただひとつと
ぼくが出會えるために


3.朝日の誓い

作詞:熊木杏里
作曲:吉俁良

人は誰と出會い
どんな場所を作る
生きるものがすべて
圍いの中でも
笑う 叫ぶ 迷う
群れる 狙う じゃれる
一つ屋根の下の
別々の命
誰にも教えられないで
飛んで行ける後ろ姿
學びながらの僕らは
襟をたててゆくだけ
戾された 自然はもう
掃る場所を無くして
次の芽が生まれるまで
僕らにゆだねられた決意
熊木杏里-朝日の誓い
上も下も空で
足が泳ぐときも
跳ねる 走る 飛べる
必然はいつも
何からはじめたらいいか
きっと僕らは惱むから
一步く先で振り向いた
奇蹟を見つめている
分かっても まだ分からない
ゼロになってゆきたい
振り出しに戾れる時
僕らは違う夢を 見てる